令和4年8月5日、西日本最大のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の玄関口、JR西日本ゆめ咲線「ユニバーサルシティ駅」のご協力のもと、クレオ大阪の事業「12歳ハローワーク」に応募してくれた7名が駅業務の体験をおこないました
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開園に先立ち、2001年に新設された駅ですが、今回参加した子どもたちは、それよりも後に生まれているわけですから、時の流れの速さを感じます
同駅は、1日の乗降客数は約2.5万人と、JR西日本でも上位の乗降客数を誇りますが、新型コロナの影響でテーマパーク自体が休業となった時は、乗降客数は半減したそうです
参加した子どもたちの中には、車両に詳しかったり、地下鉄のペンケースを持っていたりと、鉄道マニアぶりが早くも見え隠れしていました。
まず、駅員室内の会議室で、鉄道関連のクイズ、のちに、宿直用部屋では、めざまし時計で跳ね上がる起床用ベッドなどを体験させてもらいました。
改札でのアナウンス体験は、新たな気づきでしたね。西九条方面からの電車が到着すると、朝のラッシュ時のように怒涛の人が改札に向かってきて、そのお客様に対してアナウンス放送をします。手本を見せてくれた駅員さんのは、何気ない普段から聞き慣れたものです。
ところが、いざ自分がマイクを握って話してみると、声量も足らないし、なにより少しキーを上げないと、何を言っているのか聞き取ることすらできない。話し声やキャリーカートの音…いろんな音が放送をかき消すのです
2回目の放送にチャレンジした子は、緊張も取れてハキハキとしていました。お客さんから「かわいい」と言われていましたね
ユニバーサルシティ駅には、いわゆる「鉄オタ」からそのまま就職された方や、別業界から転職された方、同駅ならではの多言語を話せる人材も配置されていました。新卒の方は、比較的大きな駅からスタートし、さまざまな駅業務を体験するそうです。
おわりに、「次も是非お待ちしております」という嬉しいお言葉と、おみやげをいただきました
来年、12歳になる現小学5年生のみなさん、どうぞお楽しみに