2018年05月24日

災害発生→断水→トイレ流れない!さあ、どうする?

防災士として「女性と防災・減災セミナー」で、仮に救援物資がすぐ来なくてもしのいでいけるように日常から準備しておきましょうとお話しさせていただいています。
どこの地域でも熱心に聴いてくださいますが、必ずといっていいくらい反響があったのは『災害時のトイレ』についてでした。

大きな災害になれば、高い確率で断水します。
そうなると水洗トイレが使用できなくなるかもしれません。

想像してみてください。
水の流れないトイレをいつもの調子で使っていけばどうなるか・・・。
水を汲んで流す?ポリタンク1個で約3回分といいますが、どこからどうやって運んだらいいか・・・。

言われて気づくってことありますよね。
かくいう私も防災士養成講座で学んで初めて「ほんまや。トイレ要るで」って思いました。

『災害時のトイレ』は今後も伝えていこう。
ついては知識や情報をブラッシュアップしたいなと、ネットで、関連キーワードを何個も入れて検索していたら、こちらの団体がヒット!しました。

「減災チーム・トイレの備え〜水を使わないトイレの「使い方体験」をすべての人に!」

団体名からしてストライク! 見つけたぞって感じ。

たとえ断水しても、家が無事で、便器も壊れていなかったら「携帯トイレ」が使える。
だけど、存在と方法を知らなければないのと同じ・・・。

なるほど、そのとおり!万が一のときに必要だからこそ、普段から使っておく。
いくら説明書きがあっても天変地異の中でまったくやったことのないことがすんなりできるとは限らない。
過去の大災害で電気も水もストップしてトイレがどんなに大変だったか。
いくつもの事例が頭をよぎりました。

サイトの文面を読みながら防災士のアンテナは反応しまくり。
そして飛び込んできたのがこれ!
「携帯トイレトレーナー講座」

水を使わないトイレ「携帯トイレ」の練習を学び、なおかつ人にも伝えられるようになる講座とのこと。

万が一のときに使えるかどうかの大きな分岐点はズバリ!"やったことがある"。
大人はもちろん、子どもでも一度体験すればすぐに身につきます。
実際「減災チーム・・」さんのノウハウをつかった携帯トイレトレーニングは、就学前の小さな子たちを対象にも全国で行われています。

練習といっても、使い方そのものはとても簡単。手順もシンプル。
携帯トイレはざっくりいえばビニール袋と凝固剤がセットになっていて、それを家の便器にセットすればいいのです。

携帯トイレの使い方

セットするだけならこれ見ながらやれば簡単にできます。

けれど、“自分が学んだことを伝える”が私の防災士としてのポリシーだし、講師の方と受講者さんと一緒の空間で学ぶことに意義がある”と思ってるので、ちょっとばかし遠方でしたが参加してみました。

最初は講師の方が「災害時のトイレの知識」をお話しくださいました。
もちろん私にとっては既知の知識でしたが、聴けば聴くほどトイレ問題は本当に深刻。
本当に他人事じゃないです。

それからいよいよ「携帯トイレの使い方実践」。
使い方を学ぶだけでなく、説明もきちんとできてこそのトレーナー講座ですので、全員が講師役になって
デモンストレーションに挑戦しました。
(写真お借りしました)
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やっぱり慣れないことは最初はうまくいかないものですね。
講師の方は言うに及ばず、他の参加者さんの説明も何回も聞いて「よし、覚えたぞ」と思っていざ自分が講師役になってみると、知識についてはさすがにそこそこ話すことができましたが、デモでは手順を飛ばす、忘れる、擬音だけ出る(例・ビニール袋をスーッとやって、養生テープをピッとします。←スーッと、ピッって何じゃ?)などなど、イメージと現実の乖離を痛感したわけですが、それ以上にグサッと心にささったのが「必ず自分で(携帯トイレを)使ってください」という講師の方のお言葉。

ゴールは家のトイレでセットして本当に排泄してみる、そして後始末まですること。
講座で、セッティングされた便器に座ってみると、人が見ているという違和感もさりながら、万が一のときはこれで・・・と思うとズボンははいてましたけど、ビニールの感触がなんとも言えず、ここに排泄する(ホントはそのものズバリの言葉で)と想像するだけで、ゲンナリ。
実はこの気持ちこそが個人的に携帯トイレを持ってはいても、使うのをためらっていた元凶でもありました。

けれど、講座に行って「ためらっている場合ちゃう!」と頭の中のスイッチがビシッとON!(やっぱり擬音)
同じ志を持つ人と一緒に学んだからでしょうか。
よーし、やってみよう、携帯トイレ。
家のトイレでやったらどんなふうになるのか、そしてホントにどんな状況なるのか、心境も含めて確認しよう。
そして、ブログこれだけ長くなったことだし、せっかくだから(?)レポートします。
尾籠な話が続いて申し訳ないですが、本気です。本気と書いてマジと読む。
というわけで続く。

posted by クレオ大阪西 at 16:11| クレオ大阪西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする